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2016年版10月4日は宇宙開発記念日。由来や世界と日本の宇宙開発の歴史を紹介

公開日: : はやりもの


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こんにちは、ヒロです。

10月4日は宇宙開発記念日です。
由来や世界の宇宙開発の歴史と日本の宇宙開発の歴史を紹介します。


宇宙開発記念日

1957年のこの日、ソ連が人類初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げに成功した。
アメリカとの間で熾烈な宇宙開発競争が始った。
世界宇宙飛行の日 4月12日
月面着陸の日 7月20日
宇宙の日 9月12日
宇宙月間 9月1日~毎月30日
世界宇宙週間 10月4日~10月10日
日本人宇宙飛行記念日 12月2日

世界の宇宙開発の歴史

世界の宇宙開発の歴史 19世紀以前


1020年ごろ

中国(宋)で火薬が発明される。


1200年ごろ

世界最初のロケットとして、火薬を使った「火せん」が発明された(中国)。


1206年

ロケット技術を学んだテムジン(チンギス・ハン)が蒙古(モンゴル)統一し、西アジア遠征などを通して13世紀末にはヨーロッパにも広まった。


1350年ごろ

シュワルツ、火薬発明(伝。ローマ帝国)。


1379年

イタリアの内戦でロケット兵器、ロケッタが使用される。実戦で使用された世界初の記録(イタリア)。


1804年

ウィリアム・コングレーブがロケット弾を改良・開発し、実用兵器としてコンブレーブ・ロケットを完成(イギリス)。


1865年

初めての本格的SF、ジュール・ベルヌの「地球から月へ」発表。以降19世紀には、月など惑星をテーマにした数多くのSF(空想科学小説)が誕生。

世界の宇宙開発の歴史 20世紀前半

1903年

ライト兄弟、初飛行成功(アメリカ)。


1916年

ロシアのコンスタンチン・ツィオルコフスキーが、ロケットによる宇宙飛行の原理を書いた「地球の外で」発表。


1926年

3月16日
「近代ロケットの父」と呼ばれたロバート・ゴダードが、世界最初の液体燃料ロケット打ち上げに成功(アメリカ)。


ゴダードと世界初の液体燃料ロケット
ゴダードと世界初の液体燃料ロケット

1931年

1月21日
ドイツ宇宙旅行協会、液体酸素と液体メタンを用いたロケットで高度90メートルの上昇に成功(ドイツ)。


1934年

5月14日
アメリカ遊星間協会(のちのアメリカ・ロケット協会)、ガソリンと液体酸素のロケットで高度76mの上昇に成功(アメリカ)。


1942年

8月16日
世界初のミサイルV-2の試験飛行に成功(ドイツ)。
10月3日
A-4型ロケット4号機の打ち上げに初めて成功(ドイツ)。

世界の宇宙開発の歴史 1950年代

1957年

7月
国際地球観測年始まる
10月4日
世界初の人工衛星「スプートニク」打ち上げ(旧ソ連)

1958年

1月31日
ジュピターCロケットによるアメリカ初の人工衛星「エクスプローラ1号」打ち上げ成功(アメリカ)
10月
ロケット、パイオニア発射成功(アメリカ)
12月
人工衛星アトラス発射、地上と交信成功(アメリカ)




1959年

1月2日
「ルナ1号」月から5,000kmを通過、史上初の人工惑星に(旧ソ連)
1月
宇宙ロケット発射、人工衛星(メチター)となる(旧ソ連)
2月
人工衛星ディスカヴァラ1号発射(アメリカ)
3月3日
「パイオニア4号」月から6万km以内を通過、アメリカ初の人工惑星に(アメリカ)
9月
月ロケット発射、月に命中(旧ソ連)
10月
宇宙ステーション、月の裏側の写真撮影に成功(旧ソ連)

1960年

3月
人工衛星「パイオニア5号」成功(アメリカ)
4月1日
初の気象衛星「タイロス1号」打ち上げ(アメリカ)
4月13日
初の航行衛星「トランシット1号」打ち上げ(アメリカ)
8月12日
初の受動型通信衛星「エコー1号」打ち上げ(アメリカ)
人工衛星2号、犬2匹の回収に成功(旧ソ連)

世界の宇宙開発の歴史 1960年代

1961年

第16回総会において、「宇宙平和利用に関する国際協力について」の決裁が採決。
4月12日
「ボストーク1号」のガガーリン宇宙飛行士が地球1周(100分)、世界初の宇宙飛行士となる(旧ソ連)
5月5日
「フリーダム7号」、アメリカ初の有人弾道飛行。飛行時間15分(アメリカ)


フリーダム7号
フリーダム7号

8月
ボストーク3・4号のランデブー

1962年

2月20日
人間衛星第1号、「フレンドシップ号」アメリカ初の有人軌道飛行成功。グレン宇宙飛行士が地球を3周(アメリカ)
4月26日
アメリカの協力のもと、イギリス初の人工衛星「エーリアル1号」打ち上げ(イギリス)
7月10日
初の能動型通信衛星「テルスター1号」打ち上げ(アメリカ)受信成功。
8月11日
「ボストーク3号」、「ボストーク4号」と編隊飛行を実施(旧ソ連)
9月29日
アメリカの協力のもと、カナダ初の人工衛星「アールエット1号」打ち上げ(カナダ)
10月31日
初の測地衛星「アンナ1号」打ち上げ(アメリカ)

1963年

2月14日
人工衛星「シンコム1号」を同期軌道へ打ち上げ(アメリカ)
6月16日
「ボストーク6号」に史上初の女性宇宙飛行士テレシコワが搭乗し、「ボストーク5号」と編隊飛行(旧ソ連)
11月23日
人工衛星「リレー1号」による初の日米間テレビ中継成功

1964年

7月
月ロケット「レンジャー7号」、月面撮影成功(アメリカ)
10月10日
人工衛星「シンコム3号」により東京オリンピックを全世界中継
12月15日
アメリカと共同で、イタリア初の人工衛星「サンマルコ1号」打ち上げ(イタリア)

1965年

3月18日
「ボスフォート2号」でレオーノフが史上初の宇宙遊泳を実施(旧ソ連)
3月21日
「レインジャー9号」月面のクレーター「アルフォンスス環状山」に衝突。5,814枚の写真撮影と初のテレビ生中継(アメリカ)
4月6日
初の商業用通信衛星「アーリーバード」(インテルサット1号)打ち上げ
4月23日
旧ソ連初の通信衛星「モルニヤ1号」打ち上げ、TV中継に成功(旧ソ連)
6月7日
2人乗りの「ジェミニ4号」でホワイト飛行士が、アメリカ初の宇宙遊泳を実施


宇宙遊泳中のホワイト飛行士
宇宙遊泳中のホワイト飛行士

7月18日
「ゾンド3号」月から約1万キロメートルを通過し、月の裏側の写真を撮影(旧ソ連)
11月26日
フランス初の人工衛星「ディアマンA-1号」打ち上げ(フランス)
12月4日
「ジェミニ7号」約14日間の飛行で地球を206周する。「ジェミニ6号」と史上初のランデブー飛行を成功(アメリカ)

1966年

1月31日
「ルナ9号」、「あらしの海」に史上初の軟着陸、月面の写真を撮影(旧ソ連)
2月
無人宇宙船「アポロ1号」を打ち上げ(アメリカ)
月面ステーション月6号、月面軟着陸成功(旧ソ連)
2月3日
実用気象衛星「エッサ1号」打ち上げ(アメリカ)
6月
サーベイヤ1号、月面軟着陸に成功(アメリカ)

1967年

4月17日
「サーベイヤー3号」、「あらしの海」に軟着陸。6,315枚の写真(初のカラー)や土壌観測データを送信(アメリカ)
4月23日
「ソユーズ1号」、回収時にパラシュートが開かず地上に激突。コマロフ飛行士は死亡(旧ソ連)
10月
ベネラ4号、金星軟着陸成功(旧ソ連)
国連、宇宙条約を発効
11月7日
「サーベイヤー6号」、「中央の入り江」に軟着陸。ロケットをふかして、月面でジャンプ。また、30,065枚の写真や土壌観測データを送信(アメリカ)

1968年

9月15日
「ゾンド5号」、月を回って地球帰還に成功(インド洋へ着水)(旧ソ連)
12月21日
アポロ8号、有人宇宙船として初めて月を周回(アメリカ)
12月27日
「サターンVロケット」による初のアポロ宇宙船のテスト(アメリカ)


サターンVロケット
サターンVロケット

1969年

1月
宇宙船の有人ドッキング成功(旧ソ連)
5月18日
「アポロ10号」、初めて月まで月着陸船を運び、月の周りでその性能をテスト(アメリカ)
7月16日
「アポロ11号」打ち上げ。7月20日に月面の「静かの海」に着陸し、人類が初めて月面に立つ。月面に21時間36分滞在、22キログラムの月の石を採取(アメリカ)


月面に着陸したアポロ11号
月面に着陸したアポロ11号

1970年

4月24日
中国初の人工衛星「東方紅」打ち上げ(中国。世界で5番目の国)
8月17日
「ベネラ7号」打ち上げ。120日で金星に到達、初の金星軟着陸に成功(旧ソ連)
9月12日
「ルナ16号」、月の衛星となり、その後「豊かの海」に軟着陸。月の石を採集して、地球へ帰還(旧ソ連)
11月
月面着陸、月面車ルノホート1号を実験(旧ソ連)

世界の宇宙開発の歴史 1970年代

1972年

12月7日
「アポロ17号」、月面の「タウルス山脈」近くにアポロ計画で6度目の月面着陸。滞在時間74時間59分
月面車を使って月面探査を実施(アメリカ)




1973年

4月3日
「サリュート2号」打ち上げ(旧ソ連)
ドッキングのためのソユーズ打ち上げなし(船体破損のためとみられる)1973年5月28日運用停止


スカイラブ4号
スカイラブ4号


5月14日
アメリカ初の宇宙ステーション、「スカイラブ1号」打ち上げ
落下するまで3つのチームが乗り移る(アメリカ)

11月16日
「マリナー10号」、金星を観測したのちに水星へ
約317kmまで接近し、写真撮影、表面温度や磁場などを
測定(アメリカ)
「スカイラブ4号」、1号にドッキングして約84日間の宇宙生活(アメリカ)

1974年

6月25日
「サリュート3号」打ち上げ(旧ソ連)

7月5日
「ソユーズ14号」とドッキング。約15日間の宇宙生活
1975年1月24日運用停止

7月24日
消滅。

11月21日
新型通信衛星「モルニヤIII型1号」打ち上げ(旧ソ連)。

12月26日
「サリュート4号」打ち上げ(旧ソ連)

1975年

1月12日
「ソユーズ17号」とドッキング。約29日間の宇宙生活。


バイキング1号
バイキング1号


4月19日
インド初の人工衛星「アリアバード」打ち上げ(インド)

5月26日
「ソユーズ18号」ドッキング。約63日間の宇宙生活

7月15日
「ソユーズ19号」、宇宙飛行士2人乗せ、「アポロ18号」とドッキングに向け打ち上げ。アメリカ・旧ソ連宇宙船のドッキング成功

8月20日
火星探査機バイキング1号打ち上げ(アメリカ)(1976年7月、火星到達)

11月19日
生物を積んだ「ソユーズ20号」(無人)ドッキング。1977年2月

11月3日
消滅

1976年

2月8日
「ソユーズ21号」ドッキング。約49日間の宇宙生活。

6月22日
「サリュート5号」打ち上げ(旧ソ連)。

1977年

2月8日
「ソユーズ24号」ドッキング。約18日間の宇宙生活。

1977年8月

2月8日
消滅。

1979年

8月
「ボイジャー1号」が木星の輪、衛星イオの火山噴火を発見(アメリカ)

12月24日
欧州宇宙機関(ESA)、アリアンロケットの打ち上げに成功


ボイジャー1号
ボイジャー1号

1980年

7月18日
インド初の自力打ち上げ衛星「ロヒニ」打ち上げ(インド)

11月4日
「ベネラ14号」金星に着陸し写真撮影に成功(旧ソ連)

11月13日
「ボイジャー1号」土星と衛星の写真撮影に成功(アメリカ)

11月27日
「ソユーズT3」が「サリュート6号」ならびに貨物船「プログレス11号」と3連結ドッキング(旧ソ連)

世界の宇宙開発の歴史 1980年代

1981年

4月12日
「コロンビア号」(STS-1)、初めてオービタを飛ばし性能をテスト。
世界初の有人再使用型ロケット「スペースシャトル(コロンビア号)」初飛行に成功(アメリカ)。


スペースシャトル「コロンビア号」
スペースシャトル「コロンビア号」


8月
ボイジャー2号、土星と再接近。

1982年

3月
ベネラ13号、金星のカラー写真を電送。

8月19日
「ソユーズT7」、「サリュート7号」とドッキング。史上2番目の女性宇宙飛行士サビツカヤが搭乗(旧ソ連)。

11月11日
「コロンビア号(STS-5)」初の実用飛行。人工衛星を2個搭載。

1983年

6月
スペースシャトル・チャレンジャー打ち上げ。


コロンビア号の乗員
コロンビア号の乗員


11月28日
「コロンビア号(STS-9)」、スペースラブ1を搭載して地球周回軌道に乗る。

12月
旧ソ連のサリュート7号、149日間の宇宙滞在達成。

1984年

1月25日
アメリカのレーガン大統領が、宇宙ステーション計画を発表。


修理作業をするチャレンジャー号乗員
修理作業をするチャレンジャー号乗員


2月
スペースシャトル・チャレンジャー、初の命綱なしの宇宙遊泳。

2月15日
ジョンソン宇宙センターを、宇宙ステーションプログラムのリードセンターに指定。

4月6日
「チャレンジャー号(STS41-C)」、地球軌道上で初の人工衛星ソーラーマックスを修理。

7月
旧ソ連の宇宙船、女性飛行士初の宇宙遊泳

8月
スペースシャトル・ディスカバリー打ち上げ。

12月
ハレー彗星探査機ベガ1号・2号打ち上げ(旧ソ連)。

1985年

8月27日
「ディスカバリー号(STS51-I)」、軌道上で通信衛星の修理に成功。

1986年

1月28日
スペースシャトル「チャレンジャー号(STS51-L)」、発射直後に爆発し、乗員が全員死亡。乗員には、民間人から初めて選ばれた女性教師も含まれていた。

2月20日
新型宇宙ステーション「ミール」打ち上げ(旧ソ連)。
ハレー彗星76年ぶりに地球に接近。
ヨーロッパ、旧ソ連、日本などが、各々の探査機を用いて国際共同観測。

1987年

12月21日
「ソユーズTM4」、ミールとドッキング。チトフ船長とマナロフ飛行士は1年間の宇宙生活の後「ソユーズTM6号」で帰還(旧ソ連)。

1988年

6月15日
アリアン4型ロケットの打ち上げ成功(ESA)。


スペースシャトル「ディスカバリー号」
スペースシャトル「ディスカバリー号」


7月12日
火星探査機フォボス2号打ち上げ(旧ソ連)。

9月29日
スペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-26)、2年8カ月ぶりの飛行再開。

12月21日
チトフ船長とマナロフ飛行士、365日の宇宙滞在新記録を樹立(旧ソ連)。

1989年

10月18日
「アトランティス号」(STS-34)、木星探査機「ガリレオ」を軌道投入。
「ボイジャー2号」が海王星の「輪」を発見(アメリカ)。

木星探査機「ガリレオ」
木星探査機「ガリレオ」



1990年

4月24日
「ディスカバリー号」(STS-31)、世界最初の宇宙望遠鏡「ハッブル」を打ち上げ(アメリカ)。


ハッブル宇宙望遠鏡
ハッブル宇宙望遠鏡


12月2日
「ソユーズTM11号」、宇宙ステーションミールとドッキング。日本人宇宙飛行士秋山豊寛さん搭乗(旧ソ連)。
マナロフ飛行士は1年半の宇宙生活で滞在記録を更新(1991年5月帰還)(旧ソ連)。

世界の宇宙開発の歴史 1990年代

1991年

4月5日
「アトランティス号」(STS-37)、宇宙ステーション計画の準備のため船外活動(EVA)を実施。




1992年

9月12日
「エンデバー号」(STS-47)、スペースラブにより、ライフサイエンス等42テーマの実験を実施。日本人初のペイロード・スペシャリストである毛利衛飛行士が搭乗。




1993年

12月2日
「エンデバー号」(STS-61)、ハッブル宇宙望遠鏡を修理。




1994年

7月8日
「コロンビア号」(STS-65)、IML-2(第2次国際微小重力実験室)実施。初の日本人女性宇宙飛行士、向井千秋飛行士が搭乗。




1995年

6月27日
「アトランティス号」(STS-71)、6月29日にミールとドッキングし、その状態で4日と21時間10分飛行。




1996年

1月11日
「エンデバー号」(STS-72)において、日本の若田光一飛行士がロボットアームによる人工衛星SFUの回収に成功。

8月
NASA、火星からのいん石に、生物の痕跡らしきものが認められると発表。

1997年

11月
NASAのスペースシャトル「コロンビア」に、土井隆雄宇宙飛行士が搭乗。

1998年

10月29日
「ディスカバリー号」(STS-95)に、向井千秋飛行士が搭乗、2
度目の宇宙飛行。史上最高齢の宇宙飛行士、ジョン・グレン飛行士も同乗。

11月
国際宇宙ステーションの構成部品第一号打ち上げ成功。

2000年

7月
国際宇宙ステーション、居住棟を打ち上げ。

世界の宇宙開発の歴史 21世紀

2001年

NASAのスペースシャトル「エンデバー」に日本人搭乗員として毛利衛宇宙飛行士が2度目の搭乗。

2003年

2月1日
スペースシャトル「コロンビア」が帰還直前に空中分解、乗組員7人全員が死亡。

6月2日
ヨーロッパ初の火星探査機「マーズ・エクスプレス」打ち上げ。

10月15日
飛行士1人を乗せた中国の「神舟5号」が、長征2Fロケットで酒泉衛星発射センターから打ち上げ成功、16日に帰還した。有人宇宙船の打ち上げ成功はアメリカ・ロシアに次ぎ42年ぶり3カ国目。

2004年

1月4日
「マーズ・エクスプロレーション・ローバ」1号機「スピリット」火星着陸

1月14日
アメリカ・ブッシュ大統領が、アメリカの新宇宙政策を発表。有人月面探査の再開、国際宇宙ステーション(ISS)の2010年完成など。

1月25日
「マーズ・エクスプロレーション・ローバ」2号機「オポチュニティ」火星着陸

1月
火星探査機「マーズ・エクスプレス」火星周回軌道へ

7月
土星探査機カッシーニ、土星周回軌道に入る

10月
「スペースシップワン」、民間開発の宇宙機としてはじめて宇宙飛行を達成、アンサリXプライズを獲得

2005年

1月14日
土星探査機カッシーニの子機「ホイヘンス」が、土星の衛星タイタンに着陸。


日本の宇宙開発の歴史


日本の宇宙開発の歴史 1950年代

1952(昭和27)年

糸川英夫教授率いる東大生産技術研究所(東大生研)発足。
AVSA(航空電子・超音速航空工学連合)研究班が設置。
ペンシルロケットの開発に着手。


(左)糸川教授とペンシルロケット(右)ペンシルロケット最初の発射
(左)糸川教授とペンシルロケット(右)ペンシルロケット最初の発射

1955(昭和30)年

4月
東京大学生産技術研究所、都下国分寺において2段式ペンシルロケットの公開水平発射に成功。
6月には千葉市内において秒速200mを達成。
7月
総理府内に、航空技術研究所を設置。
8月
東京大学生産技術研究所、秋田県道川海岸に秋田ロケット実験場開設。
ペンシルロケット発射(ペンシル300ロケット1号機・2号機、2号機で飛行16.8秒、高度600m)。
続いて、ベビーロケット発射(ベビーS型ロケット1号機・2号機)。
9月
東京大学生産技術研究所、初のテレメータ搭載の2段式ベビーT型1号機ロケット発射実験に成功(高度約2,000m)。
10月
東京大学生産技術研究所、ベビーR型ロケット1~3号機打ち上げ
胴体切り離しとパラシュートの作動に成功。

1956(昭和31)年

7月
防衛庁、宮城県王城市原演習場で最初の軍用ロケット発射に成功。
9月
東京大学生産技術研究所、カッパ1型ロケットエンジンを完成。
日本ロケット協会設立。糸川英夫教授が代表幹事をつとめる。
12月
東京大学生産技術研究所、道川海岸でカッパ1型ロケット4号機の発射実験成功。


道川のロケットセンター
道川のロケットセンター

1957~58(昭和32~33)年

国際地球観測年(IGY)。
日本にとって宇宙への大きな契機となる。

1957(昭和32)年

4月
東京大学生産技術研究所、初の2段式カッパ2型ロケット1号機の発射実験に成功。


(左)ランチャに装着されたK-1(中)カッパロケット(K-6)打ち上げ風景(右)ロケットの発射秒読み(中央が糸川英夫)
(左)ランチャに装着されたK-1(中)カッパロケット(K-6)打ち上げ風景(右)ロケットの発射秒読み(中央が糸川英夫)

5月
東京大学生産技術研究所のカッパ3型ロケット、ブースタの切り離しとメインロケット点火の作動に初めて成功。
レーダ計測高度25,000kmに到達。
6月
東京大学生産技術研究所のカッパ3型ロケット、初の夜間打ち上げテスト。(高度20km)
7月
東京大学生産技術研究所、プラスティック製ロケットエンジンを試作、地上実験に成功。
9月
東京大学生産技術研究所、宇宙線ガイガーカウンター搭載カッパ4型ロケット1号機の打ち上げに成功。
12月
東京大学生産技術研究所のカッパ122T型ロケット1号機の打ち上げ実験。

1958(昭和33)年

2月
東京大学生産技術研究所、プラスティック製パイティ(πT)型ロケット1号機・2号機の発射実験。
高度2,500kmに到達。
4月
東京大学航空研究所発足。
カッパ5型ロケット1号機の打ち上げ実験。
秒速900m、高度13kmに到達。
6月
東京大学生産技術研究所、2段式カッパ(K)-ロケット4号機を打ち上げ。高度50kmに到達。
IGY高層物理観測(IGY要確認)。
9月
東京大学生産技術研究所、カッパ6型ロケット5号機を打ち上げ。高度60km以上での観測に成功。
11月
東京大学生産技術研究所、茨城県大洗海岸でFT-122型ロケット1号機・2号機を打ち上げ。

1959(昭和34)年

3月
東京大学生産技術研究所、カッパ6型ロケット14号機を打ち上げ。高度60kmに到達。


カッパ6型ロケット
カッパ6型ロケット

7月
科学技術庁、宇宙科学振興準備委員会を設置。
11月
東京大学生産技術研究所、カッパ7型ロケット1号機を打ち上げ。
12月
国連第14回総会決議で宇宙空間平和利用委員会(COPUOS)を設置。

1960(昭和35)年

3月
東京大学生産技術研究所、カッパ8D型ロケット1号機を打ち上げ。


カッパ8型ロケット
カッパ8型ロケット

5月
総理府、宇宙科学技術振興準備委員会を解消、宇宙開発審議会を設置。
7月
東京大学生産技術研究所、K-8-1ロケット打ち上げ。高度180km(沿革では190km。要確認)、続いて2号機で高度182kmに到達し、世界初のイオン密度測定を行う。
9月
東京大学生産技術研究所、カッパ6型ロケット18号機を打ち上げ。風と気温の観測に成功。
2段式カッパ8型ロケット3号機を打ち上げ。高度200kmに到達し、初の電離層観測に成功。2段式カッパ8型ロケット4号機を打ち上げ。夜間観測に成功。

日本の宇宙開発の歴史 1960年代

1961(昭和36)年

4月
東京大学生産技術研究所、日本初の3段式K(カッパ)9L型ロケット1号機を打ち上げ。高度350kmに到達。
6月
東京大学生産技術研究所、シグマ4型ロケットを打ち上げ。
7月
東京大学生産技術研究所、3段式カッパ8型ロケット7号機を打ち上げ。電離層の観測を行う。
12月
東京大学生産技術研究所、3段式カッパ9L型ロケット2号機(K-9L-2)を打ち上げ。高度343kmに到達、高度300km以上の電子密度、温度の観測。

1962(昭和37)年

2月
東京大学、鹿児島県大隈半島の内之浦に鹿児島宇宙空間観測所(KSC、内之浦宇宙空間観測所)を起工。
OT75型ロケット1号機を打ち上げ。


内之浦に建設された実験場
内之浦に建設された実験場

4月
科学技術庁、研究調整局を発足し、航空宇宙課を設置。
5月
東京大学生産技術研究所、カッパ8型ロケット10号機(K-8-10)を打ち上げ、ロケット事故(道川海岸における秋田ロケット実験場での最後の実験となる。秋田での打ち上げ総数88機)。
10月
能代ロケット実験場の開設。
11月
東京大学生産技術研究所、科学観測ロケットの主力機3段式カッパ9M型ロケット1号機(K-9M-1ロケット)打ち上げ。1988年までに81機飛翔。
12月
東京大学生産技術研究所、カッパ8型ロケット11号機を打ち上げ。

1963(昭和38)年

4月
科学技術庁、航空宇宙課に宇宙開発室を設置。同時に航空技術研究所を航空宇宙技術研究所(NAL)と改称し、ロケット部を設置。
東京大学生産技術研究所、M(ミュー)ロケットの開発研究に着手。
気象庁、気象ロケットの開発に着手。
5月
東京大学生産技術研究所、3段式カッパ9M型ロケット2号機を打ち上げ。


K-9Mロケット
K-9Mロケット

8月
科学技術庁、新島で初の小型ロケット打ち上げ(LS-Aサスティーナ、S-A型1~3号機)。
12月
東京大学、鹿児島県内之浦に鹿児島宇宙空間観測所(KSC)を開設。

1964(昭和39)年

3月
NHK、KDD、リレー2号衛星による太平洋横断テレビ中継送信実験に成功。
4月
東京大学、東京大学生産技術研究所ロケットグループ・宇宙科学研究者グループ・東京大学航空研究所を合併し、宇宙航空研究所を駒場に創設。
東京大学宇宙航空研究所、カッパ8L型ロケット3号機を打ち上げ。
7月
科学技術庁内に航空技術の開発部門として、宇宙開発推進本部設立。
科学技術庁、宇宙開発推進本部(宇宙開発事業団の前身)を設置。
東京大学宇宙航空研究所、L(ラムダ)3型ロケット1号機を打ち上げ。高度857kmに到達。(沿革では高度1,000kmに到達とあり、要確認)。
宇宙開発推進本部、新島でSBロケット1号機を打ち上げ。
同月中に2号機・3号機、LS-A1号機・2号機も打ち上げ。
太陽活動極小期国際観測年(IQSY)(1964年~65年)に関連して、気象庁、東京大学宇宙航空研究所との共同で初の気象観測ロケットMT-135型1号機を打ち上げ。

1965(昭和40)年

1月
東京大学宇宙航空研究所、3段式カッパ9M型ロケット3号機を打ち上げ、飛行性能テストを実施。
L(ラムダ)3型ロケット2号機を打ち上げ。高度1,040kmに到達。
飛行時間18分30秒、電離層をはじめとした10種目25項目の観測に成功。
2月
東京大学宇宙航空研究所、3段式カッパ9M型ロケット6号機・7号機を打ち上げ。
6月
宇宙開発推進本部、SBロケット4号機・5号機、HM-16型ロケット2機を打ち上げ。
科学衛星計画シンポジウムで科学衛星計画発表。
7月
航空宇宙技術研究所、宮城県角田市にロケットエンジンの地上テストのため角田支所(宮城県角田市)を開設。
東京大学宇宙航空研究所、3段式カッパ9M型ロケット12号機を打ち上げ。
黄道光の観測に成功(X線星の発見)。
11月
東京大学宇宙航空研究所、観測ロケットカッパ10型ロケット1号機(K-10-1)を打ち上げ。ロケット姿勢制御に成功。
これは科学衛星計画のための技術試験機として開発され、科学観測にも活躍した。
宇宙開発推進本部、ST-I型ロケット1号機、LS-A型ロケット3号機を打ち上げ。


ST-735-1号機打ち上げ
ST-735-1号機打ち上げ

1967(昭和42)年

1月
東京大学宇宙航空研究所、MT-135型ロケット25号機を打ち上げ、MT-160型ロケット1号機を打ち上げ。
電電公社、電気通信研究所に衛星通信研究室発足。
国連で採決された「月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則条約」に日本が署名。
2月
東京大学宇宙航空研究所、L(ラムダ)3H型ロケット3号機(L-3H-3)打ち上げ。高度2,150kmに到達。各種観測に成功。
L-3H-3発射、高度2,150kmに到達。
4月
L-4S-3ロケット打ち上げ。
※第3段が点火しなかったため、衛星にならなかった


L-4S-3機
L-4S-3機

6月
郵政省電波研究所、衛星研究開発部を設置

1968(昭和43)年

2月
宇宙開発推進本部、勝浦電波追跡所と沖縄電波追跡所の業務開始。
郵政省、通信・放送衛星研究開発連絡協議会を通信衛星開発本部に改称。
7月
種子島宇宙センター開設。
福島県原ノ町に大気球実験場移転。
9月
東京大学宇宙航空研究所、ST-160型ロケット1号機・2号機を打ち上げ。
宇宙開発推進本部、SB-IIA型ロケット9号機を打ち上げ。種子島からの打ち上げとしては初。続いて、LS-C-D型ロケット1号機、NAL-16H型ロケット1号機を打ち上げ。

1969(昭和44)年

1月
東京大学宇宙航空研究所、MT-135型ロケット38号機・39号機・40号機、MT-135P型ロケット1号機、SO-250B型ロケット1号機、カッパ8型ロケット15号機、カッパ9M型ロケット24号機・25号機、カッパ10型ロケット4号機、カッパ10C型ロケット1号機、L(ラムダ)3H型ロケット4号機、S-300型ロケット1号機を打ち上げ。
宇宙開発推進本部、SB-III型ロケット10号機・NAL-16-31D型ロケットを打ち上げ。


(左)MT-135(右)L-4S-4
(左)MT-135(右)L-4S-4

2月
東京大学宇宙航空研究所、PT-420型ロケット1号機を打ち上げ。初の二次噴射による推力方向制御(TVC)の実験に成功。
宇宙開発推進本部、NAL-25型ロケット31号機、LS-C型ロケット1号機、SC型ロケット1号機・3号機・4号機を打ち上げ。
6月
宇宙開発事業団法、第61回国会で可決成立。
8月
観測ロケットS-210-1ロケット打ち上げ。南極の気象観測用としても活躍。
9月
種子島からNAL-16-1、SBIIA-9、LS-C-Dの3機のロケット打ち上げ。
L-4S-4ロケット打ち上げ。
※第3段に上段が追突し、衛星にならなかった。
東京大学宇宙航空研究所、LT-4T型ロケット1号機を打ち上げ。
宇宙開発推進本部、SB-II型ロケット11号機、LS-C型ロケット2号機、JCR型ロケット1号機・2号機、NAL7型ロケット7号機を打ち上げ。
10月
宇宙開発事業団設立。
科学技術省内にNASDA(宇宙開発事業団)発足。それに伴い、宇宙開発推進本部は解消。
本社ならびに種子島宇宙センター、小平分室、三鷹分室および勝浦・沖縄の両電波追跡所で業務開始。

1970(昭和45)年

1月
東京大学宇宙航空研究所、S-210型ロケット3号機、ラムダ(L)3H型ロケット6号機、MT-135P型ロケット4号機・5号機、カッパ9M型ロケット28号機・29号機を打ち上げ。
宇宙開発事業団、JCR型ロケット3号機を打ち上げ。
2月
東京大学宇宙航空研究所、L-4S型ロケット5号機(L-4S-5)を打ち上げ。4段目が軌道にのり、日本初の人工衛星「おおすみ」と命名される(人工衛星の打ち上げはソ、米、仏に次いで4番目)。


日本初の人工衛星を乗せたL-4S-5ロケット
日本初の人工衛星を乗せたL-4S-5ロケット

8月
気象庁、岩手県三陸町の気象ロケット観測所で、極東地域初の気象ロケットMT-135Pを打ち上げ。
9月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ8型ロケット16号機、カッパ9M型ロケット32号機、カッパ10C型ロケット3号機、L-3H型ロケット5号機、S-210型ロケット5号機を打ち上げ。
宇宙開発事業団、JCR型ロケット4号機、NAL7BS-81型ロケット9号機、LC型ロケット4号機を打ち上げ。
M-4S-1ロケット打ち上げ。
※第4段目点火以降のシーケンスが作動せず、衛星を軌道に乗せられなかった。
10月
宇宙開発事業団、N-Iロケットの開発に着手。
11月
三陸大気球観測所の開設。

日本の宇宙開発の歴史 1970年代

1971(昭和46)年

1月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット30号機・34号機・35号機、S-210型ロケット4号機を打ち上げ。
2月
宇宙開発事業団、JCR型ロケット4号機、NAL7BS-81型ロケット9号機、LC型ロケット4号機を打ち上げ。
東京大学宇宙航空研究所、M-4S型ロケット2号機(M-4S-2)によって試験衛星MST1を打ち上げ、「たんせい」と命名される。


(左)M-4S-2(右)MT-135
(左)M-4S-2(右)MT-135

3月
宇宙開発事業団、種子島宇宙センターに竹崎射場完成。
7月
気象庁気象ロケット観測所(岩手県綾里町)において東京大学が開発した気象ロケットによる観測を開始。
8月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット31号機・33号機・36号機、カッパ10型ロケット6号機、L-3H型ロケット7号機、S-160型ロケット3号機を打ち上げ。(同年9月29日までの期間)
9月
宇宙開発事業団、SB-IIIA型ロケット14号機・15号機、JCR型ロケット6号機、LS-C型ロケット5号機を打ち上げ。種子島竹崎射場付近に大型固体ロケットモーター地上燃焼試験設備完成。
東京大学宇宙航空研究所、M-4S型ロケット3号機によって初の科学衛星M-4S-3を打ち上げ。M-4S-3は「しんせい」と命名され、太陽電波、宇宙線などの観測を行った。

1972(昭和47)年

1月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット37号機・38号機・39号機、DT-210型ロケット1号機、S-210型ロケット7号機、S-160型ロケット4号機を打ち上げ(同年2月22日までの期間)。
2月
宇宙開発事業団、MT-135PT型ロケット1号機・2号機、JCR型ロケット7号機を打ち上げ。
6月
宇宙開発事業団、筑波宇宙センター開設。
7月
宇宙開発事業団、N-Iロケット用第2段液体エンジン(LE-3)の確性燃焼実験。
8月
東京大学宇宙航空研究所、M-4S型ロケット4号機(M-4S-4)によって電磁波励起実験などを行なう科学衛星REXSを打ち上げ、「でんぱ」と命名される。
宇宙開発事業団、MT-135PT型ロケット3号機・4号機を打ち上げ。
9月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型40号機、カッパ10型ロケット8号機を打ち上げ。
宇宙開発事業団、LS-C型ロケット6号機を打ち上げ。

1973(昭和48)年

1月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット41号機・42号機、カッパ10型ロケット9号機、L-4SC型ロケット制御2号機、S-210型ロケット8号機を打ち上げ(同年2月23日までの期間)。
宇宙開発事業団、MT-135PT型ロケット5号機・6号機、JCR型ロケット8号機を打ち上げ。
8月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット43号機・44号機、カッパ10型ロケット10号機、カッパ10C型ロケット4号機を打ち上げ(同年9月22日までの期間)。
宇宙開発事業団、MT-135PT型ロケット7号機・8号機、JCR型ロケット9号機を打ち上げ。
10月
宇宙開発事業団、気象衛星(GMS)の開発に着手。

1974(昭和49)年

1月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット45号機、L-3H型ロケット8号機を打ち上げ。
2月
宇宙開発事業団、MT-135PT型ロケット9号機・10号機、JCR型ロケット10号機、LS-C型ロケット7号機を打ち上げ。
東京大学宇宙航空研究所、M-3C型ロケット1号機(M-3C-1)によって試験衛星MS-T2を打ち上げ。「たんせい2号」と命名される。M-3Cは日本初の姿勢制御、電波誘導方式のロケット。
5月
宇宙開発事業団、種子島中部東海岸に塩田追跡管制所、父島に小笠原追跡管制所を開設
7月
宇宙開発事業団、種子島宇宙センター大崎射場が完成。
8月
社団法人日本航空宇宙工業会発足。
東京大学宇宙航空研究所、L-4SC型ロケット3号機をS-210型ロケット10号機を打ち上げ。
9月
宇宙開発事業団、2段式試験用ロケット(ETV)1号機(Qロケット1号機)、MT-135PT型ロケット11号機・12号機を打ち上げ。
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット46号機・47号機・48号機を打ち上げ。

1975(昭和50)年

1月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット49号機・50号機、観測ロケットS-310型ロケット1号機(S-310-1)を打ち上げ。南極での気象観測用としても活躍。
宇宙開発事業団、MT-135PT型ロケット13号機を打ち上げ。
2月
宇宙開発事業団、2段式試験用ロケット(ETV)2号機(Qロケット2号機)、MT-135PT型ロケット14号機を打ち上げ。
東京大学宇宙航空研究所、M-3C型ロケット2号機(M-3C-2)で3番目の科学衛星SPARTS打ち上げ。「たいよう」と命名される。
3月
宇宙開発事業団、N-Iロケット第1段用の固体補助ロケットの地上燃焼試験に成功。
5月
三菱重工業、N-Iロケット1号機完成。種子島宇宙センターに納入。
宇宙開発事業団、種子島宇宙センター大崎射場完成。
8月
三井物産と三菱商事が、共同で財団法人リモートセンシング技術センター(RESTEC)の設立総会。
宇宙開発事業団、TT-210型ロケット1号機を打ち上げ。
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット51号機・52号機・53号機、カッパ10型ロケット11号機、カッパ10C型ロケット5号機、S-310型ロケット2号機を打ち上げ。
9月
宇宙開発事業団、日本初の大型ロケット、N-Iロケット1号機により日本初の技術試験衛星EST-Iを打ち上げ。高度約1,000kmの周回軌道投入に成功し、「きく1号」と命名される。他にMT-35PT型15号機を打ち上げ。


(左)技術試験衛星I型「きく1号」(ETS-I)(右)打ち上げ前のN-I ロケット(種子島宇宙センター)
(左)技術試験衛星I型「きく1号」(ETS-I)(右)打ち上げ前のN-I ロケット(種子島宇宙センター)

1976(昭和51)年

(左)N-I ロケット2号機の打ち上げ(種子島宇宙センター)(右)第3段に結合する電離層観測衛星「うめ」ISS(種子島宇宙センター)
(左)N-I ロケット2号機の打ち上げ(種子島宇宙センター)(右)第3段に結合する電離層観測衛星「うめ」ISS(種子島宇宙センター)

1月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット54号機を打ち上げ。
宇宙開発事業団、TT-210型ロケット2号機を打ち上げ。
2月
M-3C-3、X線天文衛星「CORSA」打ち上げ失敗。
※制御系の故障によって、衛星を軌道に乗せられなかった
宇宙開発事業団、N-Iロケット2号機により地球観測衛星(電離層観測衛星)ISSを打ち上げ。高度約1,000kmの周回軌道投入に成功し、ISSは「うめ」と命名される。
8月
東京大学宇宙航空研究所、観測用S-210型ロケット11号機、L-4SC型ロケット4号機、カッパ9M型57号機を打ち上げ。
9月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット55号機・56号機を打ち上げ。
宇宙開発事業団、MT-135PT型ロケット16号機、TT-210型ロケット3号機を打ち上げ。
10月
N-IIロケットの開発に着手。

1977(昭和52)年

1月
宇宙開発事業団、宇宙材料実験用2段式TT-500型ロケット1号機を打ち上げ。最高高度約250kmの放物線飛行の約7分間に無重力材料実験を行う。
2月
スペースシャトル/スペースラブSEPAC科学実験計画開始。(スペースラブ1号パレット上に搭載するSEPAC: 粒子加速による人工オーロラ実験装置計画)をNASA(アメリカ航空宇宙局)とESA(欧州宇宙機関)が採択。
東京大学宇宙航空研究所、M-3H型ロケット1号機(M-3H-1)で(技術)試験衛星MS-T3を打ち上げ。「たんせい3号」と命名される。
宇宙開発事業団、N-Iロケット3号機で技術試験衛星II型ETS-II(日本初の静止衛星)を打ち上げ。ETS-IIは「きく2号」と命名される。日本初の静止衛星誕生。
スペースシャトル/スペースラブ1号によるSEPAC科学実験計画始まる。


(左)M-3H-1(中)第1段への固体補助ロケットの取り付け(種子島宇宙センター)N-1ロケット3号機(右)静止気象衛星「ひまわり」受信画像
(左)M-3H-1(中)第1段への固体補助ロケットの取り付け(種子島宇宙センター)N-1ロケット3号機(右)静止気象衛星「ひまわり」受信画像

4月
宇宙開発事業団、N-Iロケット1段目の国産補助ロケットの地上テストを種子島で開始。
7月
宇宙開発事業団、ケネディ宇宙センターからNASAのデルタ2914型ロケットで静止気象衛星GMSを打ち上げ。
GMSは「ひまわり」と命名される。
能代ロケット実験場において液水/液酸ロケット地上燃焼実験を開始。
8月
宇宙開発事業団、MT-135PT型ロケット19号機・20号機、TT-500型ロケット2号機を打ち上げ。
9月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット59号機、カッパ10型ロケット13号機、S-210型ロケット12号機、S-310型ロケット4号機を打ち上げ。
気象衛星「ひまわり」、初の地球画像(モノクロ)を送信。
12月
宇宙開発事業団、地球観測センター発足。
宇宙開発事業団、ケネディ宇宙センターからNASAのデルタ2914型ロケットで実験用中容量静止気象衛星CS(赤道上静止衛星)を打ち上げ。
CSは「さくら」と命名される。

1978(昭和53)年

1月
宇宙開発事業団、TT-500型ロケット3号機を打ち上げ。
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット62号機を打ち上げ。
2月
東京大学宇宙航空研究所、国際磁気圏観測計画(IMS、1976~79年)参加。M-3H型ロケット2号機(M-3H-2)で第5号科学衛星EXOS-Aを打ち上げ、「きょっこう」と命名される。
NASDA(宇宙開発事業団)、N-Iロケット4号機で電離層観測衛星ISS-bを打ち上げ。高度1,000kmの周回軌道投入に成功し、ISS-bは「うめ2号」と命名される。続いてTT-500型ロケット21号機を打ち上げ。
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット60号機を打ち上げ。


(左)電離層観測衛星(ISS-b)「うめ」太陽電池パネルをとりはずしたところ(右)点検中の「ゆり」
(左)電離層観測衛星(ISS-b)「うめ」太陽電池パネルをとりはずしたところ(右)点検中の「ゆり」

3月
宇宙開発委員会、今後15年の日本における宇宙活動を示す「宇宙開発政策大綱(初版)」を発表。
4月
宇宙開発事業団、ケネディ宇宙センターからNASAのデルタ2914型ロケットで実験用放送衛星BS(静止衛星)を打ち上げ。
「ゆり」と命名される。
8月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット64号機を打ち上げ。
宇宙開発事業団、MT-135PT型ロケット22号機・23号機、TT-500型ロケット4号機を打ち上げ。
9月
東京大学宇宙航空研究所、M-3H型ロケット3号機で第6号科学衛星EXOS-Bを打ち上げ、「じきけん」と命名される。
国際磁気圏観測計画(IMS)。
10月
宇宙開発事業団、宮城県角田ロケットセンター(KPC)と埼玉県鳩山町に地球観測センター(EOC)を開設。
三菱重工業、秋田県田代試験場の液体水素・液体酸素ロケットエンジン燃焼試験設備が完成。

1979(昭和54)年

1月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット65号機・66号機、S-310型ロケット5号機・6号機を打ち上げ。
宇宙開発事業団、TT-500型ロケット5号機を打ち上げ。また、アメリカのランドサット気象衛星のデータ受信に関する了解覚書(MOU)をNASAと締結。
2月
宇宙開発事業団、Nロケット5号機で実験用静止衛星ECSを打ち上げ、「あやめ」と命名される。
※第3段ロケットが衛星に接触したため、衛星にならなかった。
宇宙開発事業団、MT-135PT型ロケット24号機を打ち上げ。
東京大学宇宙航空研究所、M-3C型ロケット4号機(M-3C-4)で第4号科学衛星(X線天文衛星)CORSA-bを打ち上げ、「はくちょう」と命名される。
8月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット67号機を打ち上げ。
宇宙開発事業団、MT-135PT型ロケット25号機、TT-500型ロケット6号機を打ち上げ。
宇宙開発事業団、種子島に宇宙開発展示館開館。
9月
東京大学宇宙航空研究所、カッパ9M型ロケット68号機、S-310型ロケット7号機、L-4SC型ロケット5号機を打ち上げ。

1980(昭和55)年

1月
観測ロケットS-520-1ロケット打ち上げ。
2月
東京大学宇宙航空研究所、M-3S型ロケット1号機(M-3S-1)で工学試験衛星「たんせい4号」打ち上げ。
宇宙開発事業団、N-Iロケット6号機で、通信実験衛星「あやめ2号」打ち上げ。


N-1ロケットの打ち上げ(種子島宇宙センター)
N-1ロケットの打ち上げ(種子島宇宙センター)

7月
宇宙開発事業団、角田ロケット開発センター発足。
9月
宇宙開発事業団、初の宇宙材料実験用ロケットTT-500Aを打ち上げ。海上で頭胴部のパラシュート回収に成功。

日本の宇宙開発の歴史 1980年代

1981(昭和56)年

1月
東京大学宇宙航空研究所、S-520型ロケット2号機を打ち上げ。上空でワイヤーにつないだ子ロケットを押し出し、本体ロケットともに飛行。
2月
宇宙開発事業団、N-IIロケット運用開始。1号機で技術試験衛星ETS-IVを打ち上げ。静止トランスファー軌道投入に成功し、「きく3号」と命名される。N-IIロケット1号機で技術試験衛星IV型「きく3号」打ち上げ。
東京大学宇宙航空研究所、太陽活動極大期観測(SMY)参加(1979年)で、M-3S型ロケット2号機(M-3S-2)で第7号科学衛星(天文観測衛星)ASTRO-Aを打ち上げ。「ひのとり」と命名される。


打ち上げ直前のN-II ロケット(種子島宇宙センター)
打ち上げ直前のN-II ロケット(種子島宇宙センター)

4月
東京大学宇宙航空研究所を改組、宇宙科学研究所発足(国立学校設置法により大学共同利用機関として設置される。文部省所管)。略称はISAS。
8月
宇宙開発事業団、小型ロケットTT-500A10号機を打ち上げ。N-IIロケット2号機で静止気象衛星GMS-2を打ち上げ。「ひまわり2号」と命名される。
9月
「ひまわり2号」から初の地球雲の画像を送信。

1982(昭和57)年

1月
宇宙科学研究所、カッパ9M型ロケット73号機を打ち上げ。
8月
宇宙開発事業団、TT-500A型ロケット11号機を打ち上げ。宇宙実験装置搭載の頭胴部を海上で回収。ニッケル系合金の製造に成功(発表は同年12月)
9月
宇宙開発事業団、N-Iロケット9号機で技術試験衛星ETS-IIIを打ち上げ。軌道投入に成功し、「きく4号」と命名される。N-Iロケット運用終了(合計7機)。続いて気象観測小型MT-135PT型ロケット33号機を打ち上げ。
宇宙科学研究所、S-210型ロケット13号機、S-310型ロケット12号機を打ち上げ。

1983(昭和58)年

1月
宇宙科学研究所、カッパ9M型ロケット76号機を打ち上げ。
宇宙開発事業団、TT-500A型ロケット12号機を打ち上げ。宇宙実験装置搭載の頭胴部を海上で回収。
2月
宇宙開発事業団、N-IIロケット3号機(N-II-3)で初の実用静止通信衛星CS-2aを打ち上げ。軌道投入に成功し、「さくら2号a」と命名される。
宇宙科学研究所、M-3S型ロケット3号機(M-3S-3)で第8号科学衛星X線(科学衛星)ASTRO-Bを打ち上げ、「てんま」と命名される。
5月
電電公社、「さくら2号a」の運用を開始。宇宙中継テレビ電話を開設。


通信衛星2号-a(CS-2a)「さくら2号-a」(想像図)
通信衛星2号-a(CS-2a)「さくら2号-a」(想像図)

6月
N-IIロケットで国内静止衛星「さくら2号b」打ち上げ。
日本政府、宇宙飛行士の救助・送還ならびに宇宙空間に打ち上げられた物体の返還に関する協定など「宇宙3条約」に加入。
宇宙開発委員会特別部会、「我が国の宇宙開発に関する長期ビジョン」を提出。
8月
宇宙開発事業団、実用静止通信衛星CS-2bを打ち上げ。軌道投入に成功し、CS-2bは「さくら2号b」と命名される。
宇宙開発事業団、TT-500A型ロケット13号機を打ち上げ。宇宙実験装置搭載の頭胴部を回収。
10月
宇宙開発事業団、スペースシャトル利用の第一次宇宙材料実験の宇宙飛行士(PS:ペイロード・スペシャリスト)の公募を開始。
11月
スペースシャトルによる「粒子ビームを用いた宇宙科学実験(SEPAC)」実施。

1984(昭和59)年

1月
宇宙開発事業団、N-IIロケット5号機(N-II-5)で初の実用放送衛星BS-2aを打ち上げ。軌道投入に成功し、「ゆり2号a」と命名される。


放送衛星2号「ゆり2号-a」BS-2a
放送衛星2号「ゆり2号-a」BS-2a

2月
宇宙科学研究所、国際中層大気観測計画(MAP、1982-1985年)参加。M-3S型ロケット4号機(M-3S-4)で第9号科学衛星EXOS-Cを打ち上げ、「おおぞら」と命名される。
宇宙開発委員会が宇宙開発大綱を改定。
1.昭和66年度を目標にH-II型ロケットを開発
2.今後15年間に約50基の実用衛星を打ち上げ
3.アメリカの宇宙基地計画に積極的に参加 など宇宙実用化時代を提唱。
5月
宇宙開発事業団、アメリカの宇宙基地計画に参加するため「宇宙基地参加構想」をまとめる。
6月
宇宙開発事業団、次世代H-II型ロケットを2段式の液体水素・液体酸素ロケットとする基本構想をまとめる。
8月
宇宙開発事業団、N-IIロケット6号機で静止気象衛星GMS-3を打ち上げ、「ひまわり3号」と命名される。
10月
宇宙科学研究所、臼田宇宙空間観測所開設。

1985(昭和60)年

1月
宇宙科学研究所、M-3SII型ロケット1号機(M-3SII-1)で日本初の惑星探査機MS-T5を打ち上げ。目的はハレー彗星観測。「さきがけ」と命名される。


M-3SII-1
M-3SII-1

2月
宇宙開発事業団、筑波宇宙センターに宇宙飛行士訓練装置が完成。
4月
宇宙開発委員会、「宇宙基地参加に関する基本構想」を了承。
8月
宇宙開発事業団、スベースシャトルの日本人搭乗科学者として、土井隆雄・内藤千秋・毛利衛の3名を決定。
宇宙科学研究所、M-3SII型ロケット2号機(M-3SII-2)での目的はハレー彗星探査機PLANET-Aを打ち上げ。「すいせい」と命名される。固体燃料による重力圏脱出は世界初の快挙となる。

1986(昭和61)年

2月
宇宙開発事業団、N-II型ロケット8号機(N-II-14)で実用放送衛星BS-2bを打ち上げ、「ゆり2号b」と命名される。
3月
宇宙科学研究所の「さきがけ」がハレー彗星に最接近。
8月
宇宙開発事業団、2段式H-Iロケット運用開始。1号機でアマチュア無線衛星「ふじ」・測地衛星「あじさい」、MABES(磁気軸受フライホイール実験装置)を打ち上げ。軌道投入に成功。


H-Iロケット第1段射座据え付け(種子島宇宙センター)
H-Iロケット第1段射座据え付け(種子島宇宙センター)

9月
宇宙科学研究所、大気光観測用のS-310型ロケット17号機を打ち上げ。

1987(昭和62)年

2月
宇宙科学研究所、M-3SII型ロケット3号機( M-3SII-3)でX線天文衛星ASTRO-Cを打ち上げ、「ぎんが」と命名される。
宇宙基地建設計画への参加について、日本・アメリカ・カナダ・ESA(欧州宇宙機関:13カ国)の4極協議開催。宇宙基地の民生用、平和目的のための開発・利用の基本原則を確認。
宇宙開発事業団、N-II型ロケット7号機で海洋観測衛星1号MOS-1を打ち上げ。「もも1号」と命名される。(N-IIロケット運用終了、合計8機)
5月
宇宙開発委員会長期政策懇談会、「宇宙開発の新時代をめざして」の報告書を提出。日本も有人宇宙活動を推進し、独自の宇宙往還機開発が必要という内容。
8月
宇宙開発事業団、H-Iロケット試験3号機で技術試験衛星V型ETS-Vを打ち上げ、「きく5号」と命名される。
9月
宇宙科学研究所、MT-135型ロケット47号機・48号機を打ち上げ。

1988(昭和63)年

K-9M-81ロケット
K-9M-81ロケット

2月
宇宙開発事業団、H-Iロケット3号機(H-I-3)で通信衛星3号CS-3aを打ち上げ、CS-3aは「さくら3号a」と命名される。
9月
TR-Iロケット1号機の打ち上げ(種子島宇宙センター)。
H-Iロケット4号機(H-I-4)で国内通信衛星「さくら3号b」打ち上げ。
宇宙ステーション政府間協力協定(IGA)署名(米・加・欧・日)。

1989(平成元)年

1月
宇宙開発事業団、H-II型ロケット開発のための試験用ロケットTR-I型2号機を打ち上げ。


TR-Iロケット2号機の打ち上げ(種子島宇宙センター)
TR-Iロケット2号機の打ち上げ(種子島宇宙センター)

2月
気象庁、気象観測小型ロケットの打ち上げ700号機目(MT-135PT型)を達成。
宇宙科学研究所、M3SII型ロケット4号機(M-3SII-4)で第12号科学衛星(オーロラ観測衛星)EXOS-Dを打ち上げ、「あけぼの」と命名される。
4月
宇宙科学研究所、東京都から神奈川県相模原市に移転。
9月
宇宙科学研究所、宇宙背景放射観測ロケットS-520型10号機を打ち上げ。
宇宙開発事業団、H-Iロケット5号機で静止気象衛星4号GMS-4を打ち上げ、「ひまわり4号」と命名される。
12月
NASA(アメリカ航空宇宙局)、宇宙実験計画「第二次国際微小重力実験室(IML-2)」にNASDA(宇宙開発事業団)が提案した実験装置7種を採用。

1990(平成2)年

1月
日本通信衛星社(JCSAT)の静止通信衛星JCSAT-2が、アメリカケープカナベラル基地(ケネディ宇宙センター)からタイタン3型商業用ロケットによって打ち上げ。
宇宙科学研究所、M-3SII型ロケット3号機(M-3SII-5)で工学実験衛星MUSES-Aを打ち上げ、「ひてん」と命名される。
2月
宇宙開発事業団、日本で初めて3つの衛星を打ち上げる。H-I型ロケット6号機で打ち上げられた人工衛星は、海洋観測衛星MOSI-D「もも1号b」、技術試験衛星DEBUT「おりづる」、アマチュア無線衛星JAS-1b「ふじ2号」とそれぞれ命名される。
3月
宇宙科学研究所、異常気象の原因解明のため、実験ロケットを打ち上げ。また、同年1月に打ち上げた衛星「ひてん」が月の重力を利用したスウィングバイ(軌道変換技術)に成功(スウィングバイ技術の確立)。
4月
第一次材料実験(ふわっと’91)計画のプライムPS決定。
8月
宇宙開発事業団、H-Iロケット7号機で静止放送衛星BS-3aを打ち上げ、「ゆり3号a」と命名される。
12月
TBSの秋山豊寛宇宙特派員、ソ連のソユーズTM11宇宙船に搭乗。

日本の宇宙開発の歴史 1990年代

1991(平成3)年

8月
宇宙科学研究所、ミュー(M)3SII型ロケット6号機(M-3SII-6)で太陽観測衛星SOLAR-Aを打ち上げ、「ようこう」と命名される。
H-I-8ロケットで国内放送衛星「ゆり3号b」打ち上げ。


太陽物理学衛星「ようこう」と太陽
太陽物理学衛星「ようこう」と太陽

9月
宇宙開発事業団、TR-IA型ロケット1号機「たけさき1号」を打ち上げ。宇宙実験装置搭載の頭胴部を海上で回収。

1992(平成4)年

1月
宇宙科学研究所が1985年1月に打ち上げた観測衛星「さきがけ」が、ハレー彗星観測のミッションを終了。正常な機能を続けているため、スウィングバイ(軌道変換技術)によって、地球付近の軌道に投入され、地磁気観測衛星としてミッションを開始。
NASAのスペースシャトル「ディスカバリー」に第一次国際微小重力実験室(IML-1)他、宇宙開発事業団の2装置を搭載して打ち上げ。
2月
宇宙開発事業団、H-I型ロケット9号機( H-I-9)で地球探査衛星JERS-1を打ち上げ、「ふよう1号」と命名される。(H-Iロケット運用終了、合計9機)。
宇宙科学研究所、小型実験用有翼ロケットを打ち上げ。大気圏再突入等の実験。また、1990年1月に打ち上げた衛星「ひてん」が月の周回軌道に入る。「はごろも」(1990年3月に「ひてん」より切り離し)に次いで2番目の月周回衛星。
4月
宇宙開発事業団、国際宇宙ステーション搭乗の宇宙飛行士(MS:ミッションスペシャリスト)候補者として、若田光一を決定。
7月
ISAS(宇宙科学研究所)、磁気圏尾部観測衛星「GEOTAIL」を打ち上げ。
8月
宇宙開発事業団、TR-IA型ロケット2号機「たけさき2号」を打ち上げ。宇宙実験装置搭載の頭胴部を海上で回収。
9月
日本人初の搭乗員・毛利衛宇宙飛行士、第1次材料実験(ふわっと’92)で宇宙飛行(スペースシャトル・エンデバー号)。


(左)SLモジュール内の全搭乗員FMPT(毛利飛行士搭乗)(右)地上に帰還したばかりの鯉(耳石のある正常な鯉)FMPT(毛利飛行士搭乗)
(左)SLモジュール内の全搭乗員FMPT(毛利飛行士搭乗)(右)地上に帰還したばかりの鯉(耳石のある正常な鯉)FMPT(毛利飛行士搭乗)

オホーツク海上空から見た千島列島と北海道(スペースシャトル[軌道上])FMPT(毛利飛行士搭乗)
オホーツク海上空から見た千島列島と北海道(スペースシャトル[軌道上])FMPT(毛利飛行士搭乗)

10月
日本国際宇宙年協議会開催。宇宙の日を毛利衛がスペースシャトルで飛び立った9月12日に制定。

1993(平成5)年

2月
宇宙科学研究所、S-520型ロケット7号機 (M-3SII-7)でマイクロ波宇宙送電実験装置を打ち上げ、世界初の宇宙実験を実施。続いてミュー(M)3SII型ロケット7号機でX線天文衛星ASTRO-Dを打ち上げ、「あすか」と命名される。
4月
J-Iロケットの開発に着手。
6月
宇宙開発事業団、H-II型ロケット第1段エンジン(LE-7)の実機型タンクステージ燃焼テストに成功。
9月
宇宙開発事業団、TR-IA型ロケット3号機「たけさき3号」を打ち上げ。日本航空宇宙工業会との共同実験。
11月
宇宙開発事業団と航空宇宙技術研究所、「HOPE(無人有翼往還機)研究共同技術開発室」を開設。
12月
アメリカ・日本・ヨーロッパ・カナダの4極協議において、ロシアの国際宇宙ステーション参加を正式決定。

1994(平成6)年

2月
宇宙開発事業団、純国産ロケットH-IIロケット運用開始。H-IIロケット試験機1号機で軌道再突入実験機・OREX「りゅうせい」、H-IIロケット性能確認用ペイロード・VEP「みょうじょう」打ち上げ。
航空宇宙技術研究所、ノルウェー宇宙センターのアンドーヤ射場で極域の熱圏・成層圏の結合過程のメカニズムを探るS-320型ロケット22号機の打ち上げ及び観測。
7月
NASAのスペースシャトル「コロンビア」に日本人搭乗員(PS: ペイロードスペシャリスト)として向井千秋宇宙飛行士が搭乗。第2次国際微小重力実験 (IML-2)を行う。


(左)トンネルを通ってSLモジュールに入る向井PS(右)軌道投入後、宇宙服を脱ぐ前の向井PS
(左)トンネルを通ってSLモジュールに入る向井PS(右)軌道投入後、宇宙服を脱ぐ前の向井PS

8月
宇宙開発事業団、H-IIロケット試験機2号機による技術試験衛星VI型(ETS-VI)「きく6号」打ち上げ。
※アポジエンジン不具合により静止軌道に乗せられなかった

1995(平成7)年

1月
M-3SII-8ロケットで回収実験衛星「EXPRESS」打ち上げ。
※2段目の不具合のため予定軌道に乗せられず、衛星は地球3周目で落下した。10カ月後アフリカで発見され、再突入実験の参考資料となった。
3月
宇宙開発事業団、H-II型ロケット試験3号機で宇宙実験・観測衛星フリーフライヤ(SFU)と気象衛星5号GMS-5を打ち上げ、GMS-5は「ひまわり5号」と命名される。
8月
宇宙開発事業団、TR-IA型ロケット4号機「たけさき4号」を打ち上げ。無重力材料実験に成功。

1996(平成8)年

1月
若田光一宇宙飛行士、日本人初のミッションスペシャリストとしてSTS-72ミッションに参加。宇宙実験・観測フリーフライヤ(SFU)、 スペースシャトル・エンデバー号によって回収。


若田MSロボット・アームのORUからの取り外し( 提供 NASA / JAXA )
若田MSロボット・アームのORUからの取り外し( 提供 NASA / JAXA )

2月
J-Iロケット運用開始。J-I型ロケット1号機で極超音速飛行実験機「HIFLEX(ハイフレックス)」を打ち上げ。
※ライザ切断により回収できなかった。
5月
宇宙開発事業団、国際宇宙ステーションの日本実験棟JEM「きぼう」搭乗員候補として野口聡一を選抜。
7月
宇宙開発事業団と航空宇宙技術研究所、オーストラリアのウーメラ飛行場において、ALFEX小型自動着陸実験に成功(実験7?8月)。
宇宙通信社(SCC)、「スーパーバードC」アトラス2ASロケットで打ち上げ。
8月
宇宙開発事業団、H-IIロケット4号機で地球観測プラットホーム技術衛星(ADEOS)「みどり」、アマチュア衛星3号(JA昭和-2)「ふじ3号」打ち上げ。

1997(平成9)年

1月
NASAのスペースシャトル「エンデバー」にNASDA(宇宙開発事業団)の第3回宇宙放射線環境観測実験用装置2種を搭載して打ち上げ。宇宙での実験成功。
2月
国際宇宙ステーション搭乗宇宙飛行士候補を募集開始。
ISAS(宇宙科学研究所)、電波天文衛星(電波望遠鏡衛星)MUSES-Bをミュー(M)V型ロケット1号機(M-V-1)で打ち上げ。MUSES-Bは「はるか」と命名される。
8月
NASAのスペースシャトル「ディスカバリー」に宇宙開発事業団のマニュピレーター飛行実験装置MFDを搭載して打ち上げ。宇宙でのテスト成功。
10月
三菱重工業、ボーイング社から次世代デルタロケットのエンジン部品を受注。ロケット主要部品のアメリカへの輸出は初めて。
11月
NASAのスペースシャトル「コロンビア」に、土井隆雄宇宙飛行士が搭乗。STS-87ミッションに参加し、MS:ミッションスペシャリストとして、日本人初の船外活動を2回実施。
H-II型ロケット6号機で熱帯降雨観測衛星TRMMと技術試験衛星VII型ETS-VIIを打ち上げ。それぞれ、軌道投入に成功し、ETSVIIは「おりひめ・ひこぼし(きく7号)」と命名される。


(左)M-V-1号機による「はるか」の打ち上げ(右)船外活動を行う土井MS
(左)M-V-1号機による「はるか」の打ち上げ(右)船外活動を行う土井MS

1998(平成10)年

1月
2段式観測ロケットSS-520-1ロケット打ち上げ。
2月
H-II-5ロケットで通信放送技術衛星(COMETS)「かけはし」打ち上げ。
※H-IIロケット第2段エンジン不具合により静止軌道に乗せられなかった
4月
NASAのスペースシャトル「コロンビア」、「ニューロラブ」に日本も5テーマの実験を行う装置で参加。
7月
宇宙科学研究所、ミュー(M)V型ロケット3号機( M-V-3)で日本初の火星探査機PLANET-Bを打ち上げ。「のぞみ」と命名される。
10月
NASAのスペースシャトル「ディスカバリー」に日本人搭乗員として向井千秋宇宙飛行士が2度目の搭乗。STS-95ミッションにてライフサイエンス実験実施。


(左)植物実験を行う向井PS(提供 NASA/JAXA)(右)飛行服を着る向井PS(提供 NASA/JAXA)
(左)植物実験を行う向井PS(提供 NASA/JAXA)(右)飛行服を着る向井PS(提供 NASA/JAXA)

11月
宇宙開発事業団、TR-IA型ロケット7号機「たけさき7号」を打ち上げ。宇宙実験装置搭載の頭胴部を海上で回収。

1999(平成11)年

2月
宇宙開発事業団、国際宇宙ステーションISS搭乗宇宙飛行士候補者として、古川聡・星出彰彦・角野直子の3名を選抜。
日本サテライトシステムズ(JSAT)の通信衛星「JSAT-6」がアトラスASロケットによって打ち上げ。


ISS搭乗宇宙飛行士候補者(左から古川聡、角野直子、星出彰彦)
ISS搭乗宇宙飛行士候補者(左から古川聡、角野直子、星出彰彦)

3月
熱帯降雨観測衛星TRMMのミッションが1年以上にわたり、高精度なデータを取得。
宇宙科学研究所、日本初の再使用型垂直離着陸ロケット実験機のテストを実施。高度70m、約3秒間の浮上に成功。
11月
H-IIロケット8号機打ち上げ失敗。

2000(平成12)年

2月
M-V-4、X線天文衛星「ASTRO-E」打ち上げ。
※1段目の燃焼異常のため最終速度が足りず、衛星を軌道に乗せられなかった。
NASAのスペースシャトル「エンデバー」に日本人搭乗員として毛利衛宇宙飛行士が2度目の搭乗。地球観測ミッションSRTMにMS:ミッションスペシャリストとして参加して、地球の撮影を行った他、各種実験も実施。
2月
NASAのスペースシャトル「エンデバー」に日本人搭乗員として毛利衛宇宙飛行士が2度目の搭乗。地球観測ミッションSRTMにMS:ミッションスペシャリストとして参加して、地球の撮影を行った他、各種実験も実施。

日本の宇宙開発の歴史 21世紀

2001(平成13)年

1月
宇宙科学研究所、中央省庁再編に伴い文部科学省の所管となる。
4月
航空宇宙研究所、独立行政法人航空宇宙技術研究所となる。
8月
純国産ロケット、H-IIAロケット試験機1号機打ち上げ成功。
レーザ測距装置(LRE)分離に成功。

2002(平成14)年

2月
H-IIAロケット試験機2号機で民生部品・コンポーネント実証衛星(MDS-1)「つばさ」および高速再突入実験機(DASH)の打ち上げに成功。
9月
H-IIAロケット3号機でデータ中継技術衛星(DRTS)「こだま」および次世代型無人宇宙実験システム(USERS)を打ち上げ。
10月
NAL、高速飛行実証実験I(HSFD1)実施。無人自律機による着陸場の地上設備の検証。
12月
H-IIA-4ロケットで環境観測技術衛星「みどりII(ADEOS-II)」および小型副衛星3機<マイクロラブサット1号機、豪州小型衛星(FedSAT)、鯨生態観測衛星(WEOS)>を打ち上げ。

2003(平成15)年

3月
H-IIAロケット5号機で情報収集衛星打ち上げ。
5月
M-Vロケット5号機で工学実験・小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」打ち上げ。
7月
高速飛行実証実験II(HSFD2)実施。遷音速における空力特性推算技術の検証。
10月1日
日本の宇宙3機関(宇宙開発事業団、宇宙科学研究所、航空宇宙技術研究所)が統合し、独立行政法人「宇宙航空研究開発機構」(JAXA: ジャクサ)発足。
世界宇宙飛行士会議の開催。
10月31日
「みどりII」の運用終了
11月
情報収集衛星を搭載したH-IIAロケット6号機の打ち上げ失敗。
12月
「のぞみ」の火星周回軌道投入断念

2004(平成16)年

5月
小惑星探査機「はやぶさ」の地球スイングバイ
6月
H-IIA6号機事故調査報告書がまとまる
11月
JAXA新理事長に立川敬二就任

2005(平成17)年

2月
運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)を搭載したH-IIAロケット7号機の打ち上げに成功。
衛星は「ひまわり6号」と名付けられる。

まとめ

世界で見ると宇宙開発は火薬から始まるという事を考えると
かなり昔にさかのぼりますが、本格的な宇宙開発は、
20世紀になってからです。

世間では、2022年までに火星まで行ける
宇宙旅行のパックを2000万円~4000万円ほどで
用意しているという話もありますが、
月に行ったことさえねつ造なのではないかという話もあり、
宇宙開発においては、どこまでが真実かという部分もあるので
変な詐欺にだけは引っかからないように
気を付けましょう。





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