熊本地震よりエネルギーも回数も少ないイタリア中部地震で死者が多い3つの理由

こんにちは、ヒロです。

私は、2016年4月14日と4月16日に熊本地震を味わい、地震について興味を示すようになりました。

今回イタリア中部地震で死者が少なくとも159人いるというのに驚きを隠せません。
その理由は、イタリア中部地震のマグニチュードが6.2で、熊本地震はマグニチュード6.5と6.4と7.3と立て続けに来ているのに
49人の死者で済んでいるからです。
マグニチュードが大きくても震源が浅ければ、揺れはでかいからと言われるかもしれませんが、
熊本地震の震源は深さ10Kmときわめて浅い、イタリア中部地震も調べると震源の深さは10kmときわめて浅い。
条件は同じです。
熊本地震の際は、震度7が2回、震度6レベルもかなり来ました。
それでも1回目での死者は13人程度で済んでいますが、
今回のイタリア中部地震159人は異状と言わざるを得ない。
報道で震度６相当の地震だという報道もあるため
熊本よりも小さい地震である事は確実に思われる。
※ただし、今から更に大きい本震が起こる可能性もある。

ちなみに8月24日ミャンマーでもマグニチュード6.8の地震が来ていますが、
死者は3人にとどまっています。
こちらは震源が68kmと深かったようなので震度的には６か、５ぐらいだったと
思われる。
日本で報道がないのは、被害が少なかったからなのかはわからないが。。。

イタリア中部地震の被害が大きい理由①建物が古い

熊本地震で実際に被害の大きかった現場に行って思ったのが、
やはり、古い建物と新しい建物で被害の大きさが全く違うという事です。

イタリア中部地震の被害が大きい理由②建物の材料

日本の家屋は、木材、泥壁、軽量鉄骨、鉄筋コンクリートで
主につくられています。
しかし、イタリアの建造物は、ローマンコンクリートのような古代コンクリートと呼ばれる
材料を用いている。
日本家屋のように木材で作られてる場合と古代コンクリートで作られているものでは
倒壊した時に人間に倒れてきたときのダメージが違う。
また、コンクリートの場合、倒壊した際には粉じんも起きやすく、
大量に吸い込む可能性もある。

イタリア中部地震の被害が大きい理由③混乱してて報道に誤りがある

マグニチュードの表記はおそらく間違いがないが、震源の深さについては、
もしかしたら誤りがあるかもしれない。
一部情報では、震源の深さは4kmだったという報道もあり、
それが本当なら、局所的に非常に被害が大きくなる。
4月の最初の熊本地震においても、1回目の地震は震源が浅かったために益城町に
集中して震度7がきており、周辺もかなり揺れた(震度6強)ものの
被害の差が、ちょっと離れるだけで大違いだった。
隣町の菊陽町や大津町の被害はそこまでではない。
熊本地震の場合は、どちらかというと、複数回震度6以上の地震が来たために
全域に被害を受けたような印象である。

まとめ

イタリア中部地震はまだ、混乱中で正確な情報が出てない可能性がありますが、
建物の作り的に被害が大きくなっている可能性が高いので
救助活動をする際も2次災害に合わないよう、周囲に最新の注意を払って
行ってほしいですね。






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