斎藤佑樹の大学進学が全く無意味な理由とスポーツで食べて行く覚悟について

こんにちは、ヒロです。

田中将大と斎藤佑樹。高校時代のライバルだった2人、高校3年の勝負では、斎藤佑樹の勝利で終わりましたが、今となってはライバルとは言い難い程に差が出てますよね。

世間では、高校卒業と同時にプロ入りしなかったのが駄目だったと言われてますが、私も正直そう思います。

斎藤佑樹が何故大学に行ったのか？というと、一言で言うと覚悟が足りなかった。だと思いますが、田中将大がプロ野球選手になりたいと純粋に思ってたのと比較して、斎藤佑樹が世間体を気にする性格だったというのもあると思います。

確かに早稲田大に入れる事が決まってるので、早稲田大卒業というのは大きなステータスになるので、仮に野球が駄目でも早稲田大卒という肩書きがあれば、就職もいい就職先も見つかるだろうと思ったのかもしれません。

しかし、はっきり言って斎藤佑樹の場合、全くもって大学進学は無意味です。

これは、今、田中将大と差がついてるから言っているわけではなくて、大学に行ったところでなんの意味もない。まあ、百歩譲って大卒という肩書きは活きるかもしれないが、早稲田大卒という肩書きには全く意味をなさない。それはどういうことか簡単に説明しよう。

斎藤佑樹の進学が無意味な理由は答えは『「学力」の経済学』の中に書いてある

「今でしょ」でおなじみの林修先生がお勧めする中室牧子さんの『「学力」の経済学』の中で、語られている言葉を簡単に説明すると、ある人物がどの大学を出たかで将来の年収は変わらないという言葉が記載してある。

これはどういうことか見ていこう。

会社は採用する際に最終学歴をどれだけ参考にするのか？

会社を受ける際に会社側は学歴をどれだけ重視するのか？
会社が学歴を参考にするのは、試験を受ける前の履歴書の段階だ。確かに書類選考というものがあり、大学名で蹴られるケースもあるが、逆にそのような会社に入った場合、大学で出世が決まる派閥に巻き込まれることがある程度見えてくる。
大学名も一応見るが、実際には、プレゼン力などで判断することが多い。
はっきり言ってプレゼン力なんて大学で学べない。就職活動前に自分で勉強をして身につけたり、卒業論文の発表のプレゼンで身につくプレゼン力だが、就職活動には、自分で勉強しないと明らかに間に合わない。
企業は、プレゼン力事態も見るが、就職活動という場所で初めてプレゼンする学生が多い中、どれだけの準備が出来るかを見ている。
つまり、困難な場面に遭遇した場合の解決力を見ているともいえる。
そこを見て二人、甲乙つけがたいとなった時に大学名が多少有利に働くことはあるだろう。
それは、たとえば、東大生であれば、東大に行くための努力を出来たことがわかるので、プレゼンや面接の印象が同じであれば、東大卒を選ぶほうが、頭の良さは保証されるだろうという考えからだ。
いきなり、企業は大学名で選ぶほど甘くはない。

斎藤祐樹が早稲田大卒で就職に有利になるか？

斎藤祐樹が高校卒業後直接プロ入りせずに大学に行ったのは、田中将大と違い、野球だけでやっていくという覚悟が足りなかったといわれる。
覚悟も足りないし、遊びたいという気持ちもあったのかもしれない。
早稲田大学生という響きだけでも遊ぶときには有利になりそうだと思うかもしれない。しかし、斎藤祐樹の場合、あまりに有名になりすぎた。
早稲田大学生というより斎藤祐樹のネームで充分遊べる。
遊びたかったにしろ、大学進学は無意味だ。
そして、ここで本題、大学で野球がうまくいかなくてやっぱり野球選手やめて、就職しようと考えたとしよう。

早稲田大学ということで就職が有利になるか。。。
そもそも、就職担当の前に斎藤祐樹が行ったら、早稲田大学というネームより斎藤祐樹というネームのほうに目が行くだろう。
あれだけ有名になると、早稲田大学に入ったのは、スポーツ枠だと思われるからまったく勉強ができるとは思われないだろう。そうなると大卒という肩書は、高卒よりましだが、早稲田大学卒という肩書は、就職活動ではあまり意味がない。

ここで中室牧子さんの『「学力」の経済学』の中で、語られている言葉、ある人物がどの大学に行っても卒業後の年収はさほど変わらない。
大学で何をしたかが大事になり、大学が有名大学でなくても将来年収が高くなるであろう人は、将来の事をきちんと考えているので関係なく稼ぐ。

斎藤佑樹の場合、大学では勿論野球に専念している。大学の勉強をがんばろうとは少なくとも思っていなかっただろう。
斎藤佑樹かもし、プロ野球の道を選ばず、普通に就職するならまだ、大学に行った意味があったかもしれない。
それは、大学野球で活躍していたからだ。
企業も活躍していた全盛期の人間は雇う価値がある。しかし、斎藤佑樹が大学で活躍してなければ、話は別で、企業としては、野球が駄目だったか就職という形に逃げてるのではないか？という風に悪いイメージで見られる。

今の斎藤佑樹が仮に今から普通の会社に就職しようとしたら？

斎藤佑樹が今から野球をやめて就職しようとしたら、かなり厳しい。前述したように企業は、野球から逃げてうちに来たと思うからだ。
斎藤佑樹が仮に就職先で成功しようと思うなら、野球で頑張りを見せて結果を出す。結果を出した上で辞めて就職するなら、企業は大歓迎だ。何故なら斎藤佑樹が苦境に立たされてるのをみんな知っているから。
苦境からの立ち直りを見せられたら、どんな苦難も乗り越えられる人材として大歓迎される。
企業とはそんなものだ。

まとめ

基本的に高校卒業してすぐに就職したくないから大学に行くというのは、大学でちゃんと勉強することが条件ですが、まあ、うまく行くことも多いです。
しかし、スポーツで食って行こうと思っている人が大学に行くのはあまり意味がない。何故なら大学はあくまで勉強するところだから。
スポーツで大学に行くのがいいケースは、プロがなくて実業団でやって行く場合ですかね。
スポーツでやっていくのはそれだけの覚悟が必要ということですね。





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